カラーリストになれた・翔んだ!
色が好きになったのはいつ頃からだったか記憶にありませんが
幼い頃から遊び場の帰り道、夕焼けを見るのが好きでした。
20歳のとき、北アルプスの喜作新道で見た夕暮れの「槍」や「穂高」が
茜色から紫紺に染まる美しさに全身ふるえるほど感動したのを覚えて
います。
1984年、アメリカ人のカラーリスト、ドリス・プーサー女史からパーソナ
ルカラーを学びました。服を選ぶ時に自分の好きな服を選ぶより自分
に似合う色を、すなわち自分の個性を生かした色を選ぶことをしりました。彼女から自分の嫌いな色を「似合う」といわれたときの驚きは今でも忘れられません。洋服ダンスに無い色を買い、おそるおそる昔のクラスメートに会った時、「どうしたの!」とびっくりされ「変でしょう?」と言うと「綺麗になったわよ!」と口々に言われました。
誰もが、両親から授かった個性豊かなバランスのとれた顔やからだを
持っています。内面・外観ともにその人の個性を豊かに開花させることができれば自分が優しい気持ちになれるのはもちろんのこと、まわりの人も優しく受け入れてくれます。そのためになんといっても似合う色が
大きな役割を果たしてくれるのです。
宇宙から見た青い地球は美しいし、桜のピンクは人を明るくしてくれま
す。私たちは自然の色の変化や美しさに感動しますが、普段の生活
の中での色に関しては身近過ぎてあまり意識せずに過ごしています。
カラーリストは色の美しさを意識して使いこなし、人が快適と感じるコ
ーデイねートをプランニングする職業です。したがって巨大な建築物の
プランニング、その人の個性を生かした似合う色を見つけてコンサルテ
ーションしたと、生活のさまざまなシーンでカラーの力を発揮させる仕事
です。
50歳で初めて自分に本当に似合う色というものを知り、カラーの世界
の奥深さに感動してカラーリストになり、新たな人生が開けました。
カラーアカデミーを設立して多くのカラーリストを生み育て、また仕事を通ての新しい出会いの中で世界にはばたくこともできました。世界の
国々での自然の色、建築の色、人々の色を調査、分析し、研究を続け
ています。現在も生き生きと元気でいられるのも「心地よい色」を知っ
たからと思っています。
カラーを学ぶことは、生涯学習が求められる中、単にプロフェッショナルになるためだけでなく、豊かな人生を送るためにも役立つと確信しています
門田 真乍子
プロフィール


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