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ニュージーランド編


ニュ-ジーランドは、日本から一路南へ、赤道を越え南半球に南北に連なる二つの島により成り立っています。南島約14,4万ku、北島約11.5ku合わせて日本の72%の国土であります。人口は、わずか約370万人でその内半数がオークランド、ウエリントン、クライストチャーチ、ハミルトン、ダニーデンなどの都市に集中しています。イギリスを始めヨーロッパからの入植者たちにより開拓されたこれらの都市は、母国英国の面影を漂わせる街並みとなっています。都市周辺には、緑の濃淡と土の色の格子がくっきりして日本の水田を思わせるような広大な牧草地でおおわれています。車や家もまばらでたくさんの羊や牛などがのどかに草を食んでいて、ニュージーランドならではの美しい田園風景が広がっています。






南島の中心は、クライストチャーチ。オークランド、ウエリントンに次ぐ第三の都市です。「ガーデンシテイ」といわれ四季を通じて花々が咲き乱れ、市内をエイヴォン川が静かに流れ、多くの公園や庭園の点在する美しい街です。街の開拓がはじまったのは、19世紀中ごろ。入植者たちは、1904年の大聖堂建設を初めに現在のような整然とした街並みを作っていきました。イギリス門の家々の庭園には、私の訪れた夏、12月、ルピナスの色とりどりの花、バラ、ダリア、アジサイが咲いて美しくガーデニングされて、洗練された街並みでありました。。建物は、ベージュ系、茶系が主体で屋根は、黒・茶・レンガ色で覆われていました。






追憶の橋とは、クライストチャーチのエイヴォン川にかかる橋の中でもひときわ美しい橋で第1次世界大戦中出兵する兵士たちが様々な思いを胸にこの橋を渡り戦場へと向かっていきました。現在この橋は、2代目、戦死者の慰霊碑になっています。たそがれ時の追憶の橋はまた、物悲しくも幻想的で心うつシルエットを夕闇の中に浮かび上がらせていました。







南島は、また南アルプスを中心に山々と氷河、点在する湖からなる大自然の雄大な景観が素晴らしい所です。フォックス氷河は、全長約14km、フランツ・ジョセフ氷河とともにウエストランドの2大氷河であります。目の前に広がるパノラマの美しさ、氷河の勇壮さに感銘を受けます。緑の山合いを縫う様に流れる氷河は、深いクールのコバルトブルーグリーンで免疫力を表し、また、岩石のブルーグレーもクールの沈静を促す色であります。氷河に流れる水の色は、ターコイズブルーで免疫力を高め沈静効果を与えます。この景色を見て心癒されるのは、大自然の壮大な景観とともにこうした色のヒーリング効果があるからです。





ワナカ湖は、クイーンズタウンから陸路112km、ニュージーランドで4番目に大きな湖です。複雑に入り組むワナカ湖には、氷河から溶け出る清水がそそぎこみ、湖畔には、おしゃれなオープンカフェが立ち並びます。周辺の深い山々の緑と湖水の青々とした澄みきった水の色、そして晴れ渡った青い空。ニュージーランドならではの汚れない、雄大な自然のパノラマの中に身をおくと大自然に抱かれなんとも心地よい、心安らぐ一時を過ごさせてくれます。ニュージーランドを色で表すとその国土の大半に広がる牧草地、山々の色であり、バランスと調和を象徴し、若さ、成長、希望をもたらす色、美しいウオーム系の緑に象徴されるのではないでしょうか。







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