VOL..X


オーストラリア編



きらめく太陽、青く澄み切った空、そして海、熱帯雨林のようなうっそうとした緑。とにかく広いオーストラリアの大地には、気候1つをとっても5つの異なる気候があります。シドニー、メルボリンは温帯、ブリスベーンは、亜熱帯、北部は、赤道に近く熱帯、ケアンズ、エアーズロックなどの内陸部は、砂漠性気候に属します。この雄大な大地では、自然も、街もさまざまな顔をもっています。



メルボルンは、1830年、タスマニアの入植者たちが捕鯨船の寄港地と肥沃な土地を求めて移りすんだのが始めでその後1837年にメルボルンをいう地名になりました。オーストラリア連邦が成立し、1901年には、臨時首都になった歴史をもちます。シドニーと並ぶ経済都市でありながら大小450以上の公園が点在し別名”ガーデン・シティ”とも呼ばれる緑豊かな街です。





ヴィクトリア女王時代のおもかげを残し、歴史を感じさせる英国風建物があちこちに現存し、その隣には、近代的な高層ビルが立ち並んでいます。ゴシック建築と斬新なビルの間を昔懐かしいトラムと派手にペイントされた現代的トラムが交互に行きかっています。新旧の文化が美しく融合し、独特な調和を見せる都市です。





歴史の象徴であるフリンダース・ストリート駅は、黄色の壁と緑の屋根をもつ見事な建築物です。1854年開設の由緒ある劇場、プリンセスシアターもやはり、黄色の壁にグレーの屋根を持つ瀟洒な建物であります。オーストラリアは、黄色(オーカー)とレンガの赤に象徴されます。また、オーストラリアを代表するデザイナーのケン・ドーンの作品のように色の楽しさを表現した世界でもあります。太陽がさんさんと降り注ぎ、空も海も青々としていて緑豊富な大地の個性が赤、青、黄色など原色が多い若者たちの衣服の色彩にも現れていると思います。






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