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イタリアハイライト編


1998年2月10日より19日までまだ肌寒いイタリアへ旅をしました。イタリアといっても目玉となる観光地を足早にめぐるハイライトツアーです。まず訪れたは1386年ミラノ公ジャン・ガレアッツオ・ヴィスコンティが建築を命じ500年の歳月をかけて建設されたゴシック建築の最高傑作のミラノ大聖堂でした。135本の尖塔、壁に飾られた2245体の彫刻等細部にいたるまでの緻密な装飾の素晴らしさ壮大な規模には圧倒されました。続いてミラノヴィットリオ・エマヌエーレ・ガレリアは、ドウオモ広場とスカラ広場を結ぶ200mのアーケードですが1865年の建築と思えぬ程モダンなアーケードでした。政治、経済、ファッションの中心だけあり、高級ブティックが建ち並ぶ中を通り過ぎるビジネスマンは、シックな服装が多かったのですがネクタイの選び方一つを見ても洗練されていて実にお洒落でした。





















「水の都」ベニスは、イタリア北東部の潟湖(ラグーナ)にある122の島とそれを結ぶ400以上の橋からなる周囲11kmの小さな島です。地中海貿易を独占し、栄華を誇り、芸術の中心地だったという歴史を持つこの地には、サンマルコ聖堂などの史跡も多いですが何といっても船頭さんの美声に酔いしれながら独特の趣のなるゴンドラに乗り街を巡るロマンチックな観光が素敵でした。運河沿いに建ち並ぶ古い建物は、赤や橙、黄色などイタリアンカラーで温かみのある可愛らしい色調で風景の中に調和していました。

























世界の七不思議、ガリレオ・ガリレイが重力の実験を行ったことでも有名なピサの斜塔は、ピサ大聖堂の鐘楼ですが1173年の着工時には、垂直に立っていましたが13世紀ぐらいに傾いていることがわかりました。この傾きは砂礫層の軟弱地盤で又、その土質が不均衡だったためと言うことがわかり、1935年から応急処置が行われましたがうまくいかず1990から世界各国の建設会社からの提案を受け入れ最終的には、2001年に10年に渡る作業が終了し公開を再会できるまでになったそうです。傾いてはいましたが緑の芝生に生えてとても美しい塔でした。























フィレンツェのベッキオ橋は、14世紀中頃富豪メディチ家の人々が雨の日でも傘をささずに対岸の教会まで行けるようにとアルノ川にかけらた贅沢な橋です。橋は、2層構造で上階は両岸をつなぐ回廊、下階は橋の建設費や維持費を負担した宝石商たちの店が軒を並べていました。世界最古の木造の橋で店舗と住宅があり、欄干ではなく家屋のようなつくりになっています。時代を感じさせるものでしたが白壁やクリーム色の壁に映える鮮やかなグリーンのルーバーつきの窓がアクセントになり、イタリアならでは、趣がありました。


























ローマは、サン・ピエトロ大聖堂前に広がる直径約200mの楕円形の大広場です。広場中央の高さ25.5mのオヴェリスクは、カリグラ帝がエジプトから運んできたものです。周辺には、列柱回廊がぐるりと取り囲みその上には、サン・ピエトロ大聖堂を設計したベルニーニの弟子達の手によって作成された140聖人の像が立ち並んでいます。右は、サン・ピエトロ大聖堂です。ギリシャ十字形と正方形の複合した平面を持つ集中式のブラマンテ案が採用されましたがマデルナ、ベルニーニと次々引き継がれミケランジェロがドームを設計し、力強い造形美を作りあげました。晴れた青い空の下この素晴らしい建造物の前に広がる広々とした広場のスケールに改めて驚かされました。改めてイタリアは、歴史あふれる芸術の都でありました。























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