VOL.I


アフリカ・ケニア編


赤道直下の国ケニア。照りつける太陽、抜けるような青い空、ぽっかり浮かんだ白い大きな雲、茶褐色の大地、緑の大草原そして褐色の肌を持つマサイ族、 彼らを覆う赤い布。自然界の色をイエローベースのウォーム、ブルーベースのクールで分けるとしたらこの大地は、ウォームの中でも,もっともハードな色群の中にあります。

 
ウォーム・クールとは




太陽がさんさんと降り注ぐ広大なサバンナでは多くの生命のドラマが繰り広げられ、マンゴー、パパイヤ、パイナップル、パッションフルーツなどのたくさんの恵みがここに居住する人々や動物に与えられている。



アフリカの大地に必要なのは赤。マサイ族の男たちが、身につけるのは赤い布。赤は、アフリカの大地に降り注ぐ太陽の色であり、動物たちの嫌う火の色であり、危険な動物たちから命を守るために必要な色である。また、広陵としたこの大地の中ではすぐ目につく大事な色です。




私の泊まったケニアマサイマサロバロッジは、土の色とその補色を使ってアフリカの自然に溶け込む鮮やかな極彩色で彩られていた。遥かかなたからの旅人を太陽のように暖かく包み込み、大地の育てた木のぬくもりと重厚さを感じさせ、疲れた体を心地よくやすめてくれました。



アースカラーと言われる万物普遍の快適色に彩られた
誰もが心地良いと感じられる自然と融合した世界が
アフリカである。



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